お直し屋さんの日々の針仕事 yukinedo.com yuking.co@gmail.com
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夏の羽織りのお手入れ
7月に入ってしまいましたねー、今年も半年がすぎてしまいましたねー
と
ラジヲやらTV(からの情報は稚拙ですけど)やらがゆっとりますが、
んなこと毎年ゆってるしょ!
あたりまえでしょ24時間は平等です!!
それをせつなく思ってしまうということは、そのつれづれなることを楽しんでない人の鬱屈ですから、そんなひとのゆうことを真にうけてなんとなくしみじみした感傷にひたってるような気がしてるのは気のせいですよ、みなさん。そんなヒマががあったら、この一番ビールのうまい季節を愛でながらビールをのみましょうぞ、みなさん。
そんなビールの一番似合う季節でも、北海道では夜はいちまい羽織るものが必要なのがどさんこのサガ。
わたしだけかな、夏の夜の羽織りもの的シャツ的なものと、冬のアウターの下に着てるカーディガン的なものって、だいたい1枚ずつだよね。
夏の羽織りものはビールのみすぎると、盛り場に忘れてきちゃうのが酔っ払いのサガですが、
そうゆうのがほんとうに悔しくなっちゃうくらい、心のそこから後悔しちゃうくらい、
子供のときのブランケットくらい
夏の羽織ものは愛着をもって着てるんじゃないでしょうかね。
ま、わたしがそうなんですけど。
去年なくしたあのレーヨンのからし色のハイカットのストールにもなっちゃうマライカのカーディガンは今も心残り。
そのくらい夏仕様アウターはそのシーズンにどんぴしゃで自分の体をくるんでくれているもの。
そんなヘビーユーズのものは磨耗ももちろん激しいですね。
その磨耗をどうにかしてくれ、というご依頼を、今回はご紹介します。
カーディガンの形のデニムシャツ。
依頼主さまはゆるーんと着ていきたいとのご希望。
何箇所か穴も開いているし、
とくにひどいのが首まわり。
磨耗して、生地がなくなっちゃってます。
おきにいりなんだなあ、というのが伝わる一枚。
これからも長く着続けたいとのこと。
愛着のあるものを預けていただくと、やっぱり気合入ります。
***
磨耗しきってしまっている生地は、
裏からあて布を張って、補強して生かしていく方法もあるけど、
やっぱり限界があります。
思い切ってガンは切除してしまうのも方法のひとつです。
今回も、首周りからあわせの部分ひとまわりの磨耗している部分を切除して、違う布を足すことにしました。
そんなときの布選びの基本は生地の厚さをあわせること。
重量感のバランスを見ます。
今回は、依頼主さんと相談して、Tシャツで使われるニット素材をつかって、やわらかいフォルムで着れるようなリメイクをすることにしました。
デニム+ニットの伸びる素材だと、お互いを傷つけかねないので、まずニットを伸びないように加工して使います。
ニット素材の裏に伸びない芯生地を貼って使います。
そうすると、プラスする生地のほうがやや厚くなってしまうので、
もともとの素材のデニム生地のほうにも芯地を張ります。
そうすることで、また、弱った生地を補強して、よりもたせることができるようになります。
弱った生地をcut offしたところに、あらたにニット生地を継ぎ足す計画。
継ぎ足す生地を裁断。
ちゃんと左右対称になるように断ってるよ*
とまあ、もじで説明してもなんのこっちゃ、なにがしたいんじゃ、てとこだけども
こうしたかったんですねえ。
ちゃんと左右対称にして。
ボタンのまわり、ボタンホールのまわりはかがってあります。
裾も少々傷んでたんで今後のことを考えて、包みました。
裾に色入れたほうが全体の印象締まるしね。
この写真の中にも穴補修した部分がフレームインしてるよ*
どこかわかるかな?わからないといいな。
ぽっけのところに開いてた穴は、一度ポッケはがして補修して、またポッケ戻したらほとんどわからなくなりました。
ウデのところにあった穴は、補修しても目立ちそうだったので、アップリケにしました。タマシイ型。
塞いだ穴はコチラ
きょうはみんなfillmoreでビールかなあ。
いいなーーー
と
ラジヲやらTV(からの情報は稚拙ですけど)やらがゆっとりますが、
んなこと毎年ゆってるしょ!
あたりまえでしょ24時間は平等です!!
それをせつなく思ってしまうということは、そのつれづれなることを楽しんでない人の鬱屈ですから、そんなひとのゆうことを真にうけてなんとなくしみじみした感傷にひたってるような気がしてるのは気のせいですよ、みなさん。そんなヒマががあったら、この一番ビールのうまい季節を愛でながらビールをのみましょうぞ、みなさん。
そんなビールの一番似合う季節でも、北海道では夜はいちまい羽織るものが必要なのがどさんこのサガ。
わたしだけかな、夏の夜の羽織りもの的シャツ的なものと、冬のアウターの下に着てるカーディガン的なものって、だいたい1枚ずつだよね。
夏の羽織りものはビールのみすぎると、盛り場に忘れてきちゃうのが酔っ払いのサガですが、
そうゆうのがほんとうに悔しくなっちゃうくらい、心のそこから後悔しちゃうくらい、
子供のときのブランケットくらい
夏の羽織ものは愛着をもって着てるんじゃないでしょうかね。
ま、わたしがそうなんですけど。
去年なくしたあのレーヨンのからし色のハイカットのストールにもなっちゃうマライカのカーディガンは今も心残り。
そのくらい夏仕様アウターはそのシーズンにどんぴしゃで自分の体をくるんでくれているもの。
そんなヘビーユーズのものは磨耗ももちろん激しいですね。
その磨耗をどうにかしてくれ、というご依頼を、今回はご紹介します。
カーディガンの形のデニムシャツ。
依頼主さまはゆるーんと着ていきたいとのご希望。
何箇所か穴も開いているし、
とくにひどいのが首まわり。
磨耗して、生地がなくなっちゃってます。
おきにいりなんだなあ、というのが伝わる一枚。
これからも長く着続けたいとのこと。
愛着のあるものを預けていただくと、やっぱり気合入ります。
***
磨耗しきってしまっている生地は、
裏からあて布を張って、補強して生かしていく方法もあるけど、
やっぱり限界があります。
思い切ってガンは切除してしまうのも方法のひとつです。
今回も、首周りからあわせの部分ひとまわりの磨耗している部分を切除して、違う布を足すことにしました。
そんなときの布選びの基本は生地の厚さをあわせること。
重量感のバランスを見ます。
今回は、依頼主さんと相談して、Tシャツで使われるニット素材をつかって、やわらかいフォルムで着れるようなリメイクをすることにしました。
デニム+ニットの伸びる素材だと、お互いを傷つけかねないので、まずニットを伸びないように加工して使います。
ニット素材の裏に伸びない芯生地を貼って使います。
そうすると、プラスする生地のほうがやや厚くなってしまうので、
もともとの素材のデニム生地のほうにも芯地を張ります。
そうすることで、また、弱った生地を補強して、よりもたせることができるようになります。
弱った生地をcut offしたところに、あらたにニット生地を継ぎ足す計画。
継ぎ足す生地を裁断。
ちゃんと左右対称になるように断ってるよ*
とまあ、もじで説明してもなんのこっちゃ、なにがしたいんじゃ、てとこだけども
こうしたかったんですねえ。
ちゃんと左右対称にして。
ボタンのまわり、ボタンホールのまわりはかがってあります。
裾も少々傷んでたんで今後のことを考えて、包みました。
裾に色入れたほうが全体の印象締まるしね。
この写真の中にも穴補修した部分がフレームインしてるよ*
どこかわかるかな?わからないといいな。
ぽっけのところに開いてた穴は、一度ポッケはがして補修して、またポッケ戻したらほとんどわからなくなりました。
ウデのところにあった穴は、補修しても目立ちそうだったので、アップリケにしました。タマシイ型。
塞いだ穴はコチラ
きょうはみんなfillmoreでビールかなあ。
いいなーーー
by yukinedo
| 2011-07-01 22:40
| repairing
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